筑波レポート その2
前の走者からバトン代わりの「光電管」をもらってスタート。
これ、機械で通過時間とかラップ数を計るためのシロモノ。 と、いうとスゴクハイテクのような気がするが、ただの白い箱に 電球みたいなのがついた、不恰好な箱。 しかもそれを、不細工なアルミの板に接着してあり、これをハンドルに取り付けるのだが、変な角みたいな形になりはっきり言ってダサイ。もう少しなんとかならないものかと、マジで悩む。 人気blogランキングへ [photo]大会イメージ 残念ながらやすたまの走行シーンはありませんが、こんな感じで走ってました さて、どうやって走ろうか?ちょうどペースの合う集団が無いな?と考えていたところ、後ろから同じチームのヨーダさんがドギューンと追い越して行った。 これは付いて行くしかないと慌てて加速して追いつく。相手はかなり速かったがなんとか追いつく。しばらくは静かにコッソリとついていくが、やはりすぐにバレテしまった。 とは、言え、相当実力差のあるお方。すぐに「前に出ろ!」とはさすがに仰らず、ありがたくクッツキ虫をさせて頂く。 ただし、引っ張ってもらってばかりでは申し訳なく何度か前に出るが、本当に申し訳程度。本当にスイマセンでした・・・・結局、6周でダウン。時間は18分少々。AVE40キロ弱。まーまーかな? [photo]チアリーダーの応援?! 既に時間は12時半。相当気温が上がっている。ハッキリ言って暑さでバテバテ。一応、飲み物の類は用意していたのだが、思わずカキ氷が欲しくなりつい買ってしまう。うん、本当にウマイ! しかも、食べてると、ちょうど、チアリーダーのショーが始まった。 うーん、オジサン好みである。カキ氷とチアリーダー、これで相当パワー出ました(笑) その後、あと二回走る。 二回目はいい具合に速い集団の波に乗れたので9週。平均39.5km/h。うん、、、まぁまぁかな。ただし最後の一周に入るとき突然路肩で倒れている女性を発見。直前に落車があった模様。ここで急に集中力がなくなった。 このままイエローフラグ(徐行)か?それともレッドか?(停止)。なんて考えてるとぎゅーんとスピードが落ちて最後は失速。 ピットに戻るとみんなが心配そうに「落車大丈夫だった?」 ペースダウンしたせいで、それまで一緒に走ってた人は次々と通過する中、やすたまだけが戻ってこなかったので落者に巻き込まれたと思われたようです・・・ 心配かけてごめんなさーい! 三回目は、疲れも出てきたのと、たまたま入った集団のペースが落ちてたせいもあり、いまいちスピードが上がらず。いまいち調子がつかめなかった。ただ、時間も3時を過ぎて徐々に涼しさも出てきて走りやすくなったのは事実。スピードは上がらないが疲労は少ない。 結局、8周を走る。平均37キロ後半くらい?うーん・・ペースダウンしてるなぁ・・・ そして最後の出番。8耐のルールとして、最後の30分はピットがCLOSEされる。つまり最終ランナーは30分以上は走る必要がある。時間は18時20分。PITに入り前のランナーの帰りを待つ。結構、緊張感が走る。最後という責任感とこれで終わりという気分の高揚。そして、この時間はみんなが一斉に帰ってくるので事故が起こりやすいからという恐怖も入り混じる。 18時25分頃。バトンを受ける。残り時間は35分。目標は12週。気合を入れてスタートする。 辺りは既に日が落ちて暗くなり始めた。リフレクター(後方反射等)の必要性がよく分かる。無いとどこに自転車がいるか全く分からない。サングラスをスモークのままにしてたのは選択ミス。暗いのになおさら見えない。レンズが交換できるタイプだったのでクリアにしておくべきだった。 またしても、いい集団が見当たらない。とにかく最終なのでここで出来るだけ順位をあげる必要ある。本当は適当な人についていけばいいんだが、それだと順位が上がらないのでバテルのを覚悟で単独走に切り替える。疲れたら誰かについて、復活したらまた前に出ることに。 そうこうしているうちに、速い集団が後ろからやってきたのでそれにピッタリついていくことに決めて、とりあえず最後尾の通過を待つ。しかし、この時点で既に30台は越えていて、なかなか抜かしていかない・・・ うわぁ・・暗いのにこの大きい集団は、ちょっと怖いなぁ。落車起きたら最後じゃん・・・ そのまま走り続けるが、気づいたら次々に人を吸収して最後は100台以上の集団に。こうなると疲れたとかそんなもんではない。怖いの一言。とにかく落車しないように集団で走ってく。 前でブレーキをかける人がいるとめちゃくちゃ怖い。みんなで声を出しながらぶつからないように進んでいく。こうなるともはや順位をあげることは不可能。 そして11周を終わろうとしたころ、時間は手元の時計で19時ちょうどくらい。 ヤバイ。19時を過ぎたら、その次にゴールラインを通過した時点でレースはおしまい。つまりギリギリでもいいから19時直前にゴールを通過すると、もう一周稼げることになる。ゴールストレートではなにやらカウントダウンのような声が聞こえる。よくは聞こえないが、とにかくゴールラインを越したあともその声が聞こえているので、とにかく、あと一周は走れるようだ。 もう時間は過ぎたようだ。これが本当の最後の一周。あとは着順を出来るだけ稼ごう・・・そう思った矢先、前方で「ガチャガチャ!」と大きな音。 すかさず、「落車~!」と誰ともしれぬ掛け声。前を見るとカーブのところで何人かが転倒している。慌ててカーブのアウトコースを通り回避成功。これで集団はバラける。恐怖で思わずスピードが落ちている。もう一回気を引き締めて走る。集団になんとか戻った。 そして、そのまま流れに乗ってゴールに近づく。 最後100mくらいで力をふりしぼってアタックをかける。普通のレースなら前の人間をぬかせば順位は上がる。ただし、今回は耐久レース。既に何周も周回差が出ている。本当はいまここで抜かしても、全然意味が無いかもしれない。でも、もしかしたら?と期待をもってアタック。周りからの歓声が聞こえる。これが自分に向けられているかなんてわからないがキモチのいいものである。とりあえず前にいた数人を土壇場で追い越してゴール! 終わった・・・ 長い一日が終わりました。でもここで止まってはいけない。最後のセレモニーが待っている。それはゴールストレートのところに最終走者以外が全員出てきてその中をウイニングランするというもの。もちろん先頭は優勝者。かっこういいだろうなー!と思いつつ、列の後ろにつく。 400チーム弱が出ている大会。待っている人の数も半端じゃない。大勢が二列の列を作る中をゆっくりと走り抜けていく。スタンドでは花火があがってて興奮は最高潮に。 すごくキモチイ!暑かったし、大会運営には稚拙なところもあり主催者に対してイライラしたこともあったけど、最後は本当にキモチよかった。なんだかすごい達成感。 そして、今回は一緒に走らなかったけど、BLANCHEのメンバーが出迎えてくれる。タカシさんがカメラを構えていたので思わずピースサイン(証拠写真あり) そして、今回一緒に走ったチームの面々に出迎えられる。よかった。。。楽しかったし、誰も怪我無く無事に終了した。 結果は164位。満足できる成績ではなかったがレースは本当に楽しかった。 そして一緒に走った3チームのうち、Iチームは過去最高の41位だそうだ。昨年は同じメンバーで200位台だったそうで、すごい成長だ。本当に努力がむくわれてよかったです! そしてBLANCHEは総合6位。RMクラスの2位を獲得。やすたまからすれば、それで十分スゴイのだが、やはりもっと上を狙いたいとのこと。 次は春の8耐。そのときはBLANCHEで数チーム出してチーム戦で上位を狙いたいなー、と話が盛りあがる。もちろん、やすたまも自己最高位を目指して是非再戦したいものである。 こうやって、夏の暑くて長い一日は終わりました。 次は28日の乗鞍ヒルクライム。あまり時間が無いけど練習積んで頑張ります! みなさんも応援してくださいね
by yasutama0617
| 2005-08-09 23:58
| ロードレース
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